更新:Study Talk vol.5―工学屋、国と市民に挟まれた市役所職員の困難を垣間見る[工学×組織]

はじめての方へ―Discourse Guidesの楽しみ方紹介

Discourse Guidesとは

ライトな読み物からヘビーな勉強にまで

Discourse Guidesで扱う、「ディスコース」ということばは聞き慣れない方も多いでしょう。ご安心ください!研究者の方でも、いまいちよく「分からない」とされることばの筆頭なんです。ざっくりいえば、「ことば」を中心にふわふわとイメージされる空気感のようなものだったり、「ことば」に現れる価値観を指して使われます。

いずれにせよ、「ことば」を重要視する専門用語の一つで、そうなりますと多岐にわたる学問分野の中でもさまざまな領域で使われることばになるんです。

Discourse Guidesでは、哲学・人類学・社会学・言語学・メディア論などなど、「ディスコース」に関する学問の紹介や解説をしていきます。

高校生や一般の方向けのライトなものから、大学3・4年生や院生レベルのヘビーなものまで!

すべての分野を懇切丁寧に語れるわけではないですが、可能な限り、段階を踏んで概要を知るきっかけになったり、深く勉強や研究に勤しむような記事を執筆していくつもりです。

お手柔らかにお願いします!

ディスコース研究―言語人類学/批判的談話研究

「ディスコース研究」と言われる中でも、僕自身は主に言語人類学や批判的談話研究(Critical Discourse Studies:CDS)と呼ばれる分野を中心に学び、研究をしています。

言語人類学は、「ことばを中心に人間や社会文化とはなにか」を考える学問で、主にアメリカで誕生・発展してきました。

一方、CDSは「社会的不平等や抑圧をもたらすようなことばに対して批判的な分析を行い、リテラシー向上などを目標にしてその緩和に努めよう」とする研究分野となります。主にヨーロッパで誕生・発展してきました。

二つの相異なる出自を持つ分野なのですが、基本的には「ことばを解放」することで、「よりよく生きる」ことを模索する学問分野です。「ことば」そのものや、「コミュニケーション」の中に含まれる「社会的なパワー関係」「文化的な価値観」などを分析しています。

コミュニケーションの中で時に人と人が調和し、時に社会的な論争から日常における些細なすれ違いを生むプロセスを分析することで、よりよいコミュニケーションや生き方に少しでもつなげたいと願っています。

サイト構成

  1. ディスコース研究/言語学:言語人類学、社会言語学、談話分析、機能文法など
  2. 社会学/人類学:ディスコースに関わる諸分野(社会理論やナラティブなど)
  3. コミュニケーション論/メディア論:コミュニケーションモデルや政治メディア分析など
  4. ディスコース分析の実践:自己責任論や大学改革(文系理系 etc.)といった研究テーマの分析実践
  5. 研究ノート:研究に関する小ネタのまとめや雑記、騒動・炎上のまとめ
  6. 参考資料:ピックアップした文献や資料のまとめ
  • 入門/ガイド:一般向け、初学者向け/専門的に勉強したい人向け
  • 入門書/専門書/論文:主だった文献の紹介や解説、雑感

「◯◯入門」「◯◯ガイド」としているのも、全体の体系的な解説をしているというよりも、ディスコース研究に関連する諸分野をそれぞれ扱っているという意味合いです。徐々に全体像が見えるようにはなるべく関連する分野を紐づけて一連の記事としてまとめています。

記事のスタイル
解説記事などは丁寧語ではなく、断定的なスタイルを用いています。弱々しく書きたくないこと、短くまとめることで記事を読む上でのリズムや心地よさがあると考えているためです。

参考文献/資料一覧

勉強・研究をする上で、参考になるであろうものを下記リンク先でまとめています。随時更新中。良ければご活用ください。

参考文献/資料一覧

情報発信に関するスタンス

どんな書籍、どんな論文でも、完成度の高さや意義は異なれど、完璧に「正しい」情報が示されることなどはないと考えています。

そのため、Discourse Guidesにおける一連の記事やコメントも、何かしらおかしな点があってしかるべきで、運営者としてそのことを十分に自覚したいと願っています。

歴史的に継承してきた学問的な営みを次へと紡いでいくそのプロセスを共有することこそが、何よりも肝要だという考えから、運営をはじめました。

Discourse Guidesは一つのきっかけとして機能してくれればいい―結果ではなく過程の重視

ソクラテス的な対話の継続をすることが、人がよりよく生きるひとつのあり方だと思いますし、何よりも僕はそんな批判的/対話的な語り合いをして生きていきたいと思っています。

Discourse Guidesがそんな語り合いのきっかけになれば幸いです。

もし、至らない点がございましたら、お手数ですがお問い合わせからご一報頂けると助かります。

お問い合わせ